独自科目:線形システム論
教員名
李 羲頡
単位数
2
開講学期
春学期
目的と概要
目的/目標:講義を通して、システムの動的挙動を表す数学モデルの一つである状態方程式の導出、構造の分析、また安定性を解析できる。
概要:理工系分野のみならず社会系や人文科学系の分野で対象とするシステムは、ますます複雑で大規模になってきており、その分析と統合の諸問題に対して、システム工学的な発想と方法は不可欠である。本講義では、システム工学の最も重要な基盤理論の一つである線形システム論について講述する。
授業計画
1 ガイダンス
2 システムの概念
3 システムの分類
4 状態空間表現
5 状態方程式とその解
6 状態空間の変換
7 ジョルダン標準形
8 システムのモード
9 状態遷移行列
10 伝達関数行列
11 可制御性
12 可観測性
13 内部安定
14 入出力安定
15 理解度の確認
授業に対する
準備事項配布された資料を用いて予習をするように。予習には90分程度掛かる事が予想されます。
成績評価方法
試験: 70% 定期試験
レポート: 20%
平常点: 10%
履修上の注意
課題はCourse N@viのお知らせ機能などを通じてフィードバックを行う。
教科書・参考書
資料を配付する