連携大学院について

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知能ロボット製作実習で総合工学技術とリーダーシップを習得


九州工業大学 大学院生命体工学研究科
研究科長
安田 隆

 生命体工学研究科は分野融合型の教育研究を特色としており、生体の持つ様々な優れた機能を工学的に応用することで社会的ニーズの高い問題の解決を目指す「生体機能応用工学専攻」と、知能-身体-環境という複雑なシステムの中で最適・快適な社会を構築することのできる能力を養う「人間知能システム工学専攻」から構成されています。当連携大学院において私たちの研究科が担う役割は、ロボット開発の技術とその知能化技術です。特に、人間知能システム工学専攻では、ロボカップサッカー中型機リーグで国内大会9連覇の活躍やロボカップ@ホームリーグ世界大会優勝の成果に中心的役割を果たしており、これらの実績を本連携大学院に活かしていきます。さらに知能化については、脳科学の成果を参考にしつつ自由で大胆な発想のもとに知能システムを創り上げるBrain-inspired systems (Brain IS)プロジェクトの成果を教育に活かしていければと期待しています。当連携大学院によって、ロボット開発に必要な総合的な工学技術を自由に駆使できる高度専門人材を育成していきたいと考えています。


進化し続ける自動車とロボットの高度専門人材を最先端工学で育成


九州工業大学 大学院工学府
学府長
横野 照尚

 専門人材育成連携大学院は自動車とロボットの先端研究開発を主導する高度専門人材を実習主体の実践的教育プログラムにより育成します。工学府では時代とともに最先端の研究開発を通じて大学院生を教育し、高度専門技術者・研究者として輩出してきました。優秀な卒業生・修了生たちは高度成長期には鉄鋼・化学などの基盤的重厚長大産業を支え、自動車社会では広い裾野を有する自動車産業に貢献し、高度に情報化されたユビキタス社会ではハード・ソフト両面の社会基盤産業に貢献しています。少子高齢化により生産年齢人口が減少している現在、環境・エネルギーや安全・安心は社会の最重要関心事であり、たとえば、高度知能化技術による自動車自律走行制御技術は無人輸送手段を実現するのに不可欠であり、知能ロボットによる家事・介護の補助は生活の質を維持するのに不可欠です。
工学府は生命体工学研究科や情報工学府また北九州市立大学大学院、早稲田大学大学院と連携し、未来を拓く自動車やロボットを実現する重要基幹技術である最先端工学成果を講義・実習の形で提供し、高度専門技術者を育成します。次世代ものづくりの設計理論・製造技術を学ぶことで、世界を牽引するグローバル高度専門技術者を目指す学生諸君の入学を待っています。


画像処理技術を駆使して産業界で大きく羽ばたく情報技術者を養成


九州工業大学 大学院情報工学府
学府長
安永 卓生

 1960年代に自動車の機構部分に初めて半導体部品が導入され、1970年代には、環境問題の要因となる排気ガスに対する厳しい規制をクリアするために、情報処理機器(マイコン)と自動車(エンジン)が連携して仕事を始めました。そして現代、安全な自動車社会の構築に向けて、衝突回避に代表される運転支援機能を搭載した車が登場するなど、高度な情報技術が導入されたインテリジェントカ―(知的な自動車)の実現への期待とニーズが高まっています。
我々、情報工学府からは、当連携大学院において、近年特に注目されている画像処理技術の修得を目的とした「先端画像処理特論」「動画像処理特論」を提供し、さらに、これらにより修得した画像処理技術を応用する実践的な場としての「認識プログラミング総合実習」も提供します。実習では、カメラ、GPSを搭載したスマートデバイス等のセンサ群を実際の車両に備え付け、運転手の状態認識、歩行者の飛び出し検知等の具体的なシステム作りに取り組み、修得した技術をより確かなものにします。
自動車に要求される情報技術が爆発的に多様化する現代において、本コース受講生は、情報技術者として産業界で活躍し大きく羽ばたくための経験と知識を身に付けることができます。


産学官連携による実践的教育システムで技術開発能力の向上を目指す


北九州市立大学 大学院国際環境工学研究科
研究科長
上江洲 一也

北部九州の産学官が「自動車・ロボットの高度化知能化」の分野において人材の育成・活用で積極的に協力するこの連携大学院は、大学院生と学部生及び高専生の知的好奇心と探究心を満たすものと確信しています。そして、目標とする高度専門人材育成拠点が確立されれば、高い技術開発力を支える「人」の継続的輩出だけでなく、地域産業活動の活性化にも貢献するでしょう。本コースでは、各大学院の枠を超えた横断的な教育体系が展開され、さらに、高専・学部・大学院・企業・行政という各種組織が連携協力しています。横断的教育分野を横糸、各種組織を縦糸とすれば、横糸と縦糸をしっかり織り上げた実践的で魅力ある教育システムの構築が期待されます。本学は、このなかで主に機械・センシング・無線通信の教育分野を担当するとともに、前連携大学院「カーエレクトロニクスコース」(H20~)の元代表校としての経験を生かしてコース運営に協力していきたいと思います。


自動運転とロボット工学の先端技術コース


早稲田大学 大学院情報生産システム研究科
研究科長
藤村 茂

 北九州学術研究都市にある早稲田大学大学院情報生産システム研究科は、アジア中から優秀な学生が集まり、高水準の教育を行う非常にユニークな大学院であります。本連携大学院においては、3つの大学が一つになって目標を高く掲げ、世界に通じる優れた人材を輩出するユニークな大学院にしていかなければならないと考えています。本連携大学院では3大学の先生方から実践的な技術を学ぶことができます。大学院の中心的な内容は、自動車の自動運転とロボット工学に関する先端技術です。ここで学んだ学生は、産業界に出たとき勉強した知識が直ぐに活用できる実践的な教育内容とすることを考えています。しかし、学ぶ内容は、年月が経過しても陳腐化しないようカリキュラムを考え、実施する予定です。このコースをとることによって産業界に単に受け入れられる人材育成としてだけでなく、世の中の変化に対応出来る多彩な能力を兼ね備えた人材として、この大学院を修了してほしいと思います。

特徴

  • 国公私の連携により各大学院の優位性を活かした実習主体の教育
  • 博士前期課程だけでなく,博士後期課程も含めた高度技術の教育研究
  • 高専・大学とのインターンシップ制度を利用した教育連携
  • 地元自治体(北九州市)と密に連携した地域貢献に資する取組
  • 産業界からの幅広い協力を得た実践的な教育プログラムの実施
  • 大学院・自治体・産業界による階層的教育評価システム
  • 履修者と企業との共同研究,研究インターンシップの推進
  • 修了書の発行,自動車・ロボット関連企業への手厚い就職支援

履修の流れ

1.履修計画

通常の研究科・専攻での履修に付加されるコースです。
博士前期課程学生:通常の修了要件を満たしながら、本連携大学院を修了する要件を満たす履修計画を策定します。
博士後期課程学生:博士前期課程と同様の修了要件を満たす必要があります。研究活動に実習教材を活用すると共に、実習時に指導的役割を果たし、リーダーシップを養います。

2.履修実施

こちらを参照。

3.オフサイトミーティング参加

FAISカー・エレクトロニクスセンターの主催で実施される「オフサイトミーティング」(自動車・ロボット関係の協力企業の技術者等と履修生との少人数の面談会)に参加し、就職活動への備えとします。オフサイトミーティングはカーエレクトロニクスコースと共通で実施します。

4.修了書の授与

修了要件を満たした者には、5大学院で構成される修了認定委員会を経て、コース修了書を授与します。

今後大きく進展する自動車・ロボットの高度化知能化分野において、先端研究開発を主導する高度専門人材を継続的に育成するために、高専生から修士・博士課程学生のチーム学習による実習主体の実践的教育プログラムを、ステークホルダーの北九州市及び関連企業との密接な連携のもとに強力に推進します。高専・大学学部のインターンシップ制度を活用して、九州・中国地方などから学生を結集し、この分野の教育拠点を目指します。

教育に当たっては、各大学の有する得意分野を結集して、講義・演習・実習科目を構成します。各大学が得意とする分野は、九州工大の生命体工学研究科からはロボット系技術と脳型知能処理、工学府は機械工学、情報工学府は情報技術、早稲田大は自動車自律走行制御技術を、北九州市立大は機械加工とセンシング技術です。これにより、機械・制御・情報・電子の各分野の学生が自分の専攻分野を掘り下げると共に、本事業において近隣分野を学び、幅広い見識を備えた技術者となって、自動車・ロボット・AIの各分野における技術革新を主導する技術者を養成することを目的としています。


各学生にとって、自分の専門分野の深堀りは所属研究室での研究活動で行い、隣接する専門分野を広く知り、見識を深めるために本連携大学院のコースを利用します。図のように、修士学生は小さなT字を、博士学生は大きなT字を得るように努力して、産業界からも期待される「T字型人材」を育成していきます。

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