コース紹介

シラバス(2017年度版)(2018年度版は各校のシラバスを参照してください)

単位互換科目:パターン認識応用

教員名

山崎 恭

単位数

2単位

開講学期

2学期

目的と概要

パターン認識技術が工学上の様々な問題にどのように適用されているかについて理解することを目標とし、パターン認識技術を利用した音声認
識技術や文字認識技術等の現状と課題について学習する。講義の前半は、パターン認識問題に対する基本的なアプローチについて学習する。後
半は、パターン認識技術を利用した音声認識技術、文字認識技術の具体的手法について理解するとともに、近年、パターン認識技術の情報セキ
ュリティ分野への応用例として注目されているバイオメトリック認証技術について理解を深める。本講義の到達目標は以下のとおりである。
・統計的パターン認識の基本的な考え方を理解し、識別関数、ベイズ決定理論について説明することができる。
・パターン認識技術が実社会でどのように利用されているかについて、具体例を挙げて説明することができる。

授業計画

1 序論
2 識別関数の設計Ⅰ【概論】
3 識別関数の設計Ⅱ【線形識別関数】
4 識別関数の設計Ⅲ【ニューラルネットワーク】
5 識別関数の設計Ⅳ【ニューラルネットワークの学習】
6 ベイズ決定理論Ⅰ【概論】
7 ベイズ決定理論Ⅱ【正規密度に対する識別関数】
8 特徴空間の変換
9 音声認識Ⅰ【概論】
10 音声認識Ⅱ【音声分析法】
11 音声認識Ⅲ【隠れマルコフモデル】
12 文字認識【概論,各種アルゴリズム】
13 バイオメトリック認証Ⅰ【概論】
14 バイオメトリック認証Ⅱ【各種アルゴリズムと応用】
15 応用トピック

授業に対する
準備事項

毎回,講義開始前までに e-Learning Portal (Moodle) で公開予定の講義資料に目を通しておくこと。また、講義中に各単元に関する例題を適宜出題するので、復習時に活用して理解を深めること。

成績評価方法

積極的な授業参加:20%
レポート:80%

履修上の注意

解析学、線形代数学、確率論に関する基礎知識を復習しておくこと。
履修定員あり。定員数を超えた場合、調整を行う。

教科書・参考書

教科書:特に指定せず、講義の都度資料を配布する。
参考書:講義中に適宜紹介する。

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